こんにちは。NGPグループ代表の伊藤です。
月曜日の朝ほど、目覚まし時計を敵認定したくなる瞬間はありません。
日曜の夜はあんなに元気だったのに、月曜の朝になると、
・体が重い
・頭が回らない
・とりあえずコーヒーが足りない
この現象、気合いが足りないわけでも、甘えているわけでもありません。
今日はそのちゃんとした理由をお話しします。
結論から言います
月曜日がしんどいのは「脳の仕様」です
人間の脳は、急な切り替えがとても苦手です。
平日は
- 決まった時間に起き
- 仕事モードで動き
週末は
- 起床時間がズレ
- 気が抜け
- リラックスモードに入る
この切り替えを、日曜夜〜月曜朝の数時間でやらされる。
脳からすると、
「ちょっと待って、まだ日曜やけど?」
という状態です。
実は「月曜が一番ミスが多い」
これは感覚の話ではありません。
心理学的にも、月曜日は集中力が落ちやすく、判断ミスが増えると言われています。
理由はシンプルで、
- 生活リズムがまだ戻っていない
- 脳が完全に仕事モードになっていない
だから月曜は、能力が下がったのではなく、立ち上がり途中なんです。
これは誰でも同じ。
専務でも、部長でも、新人でも。
(私みたいな零細企業の社長は24時間、365日仕事をしている人が多いので、除外します)
月曜に「気合い論」が合わない理由
月曜にありがちな言葉があります。
「気合入れよう!」
「シャキッとしよう!」
気持ちは分かります。私も言いたくなる時があります。
でも正直に言うと、月曜に必要なのは気合いより“慣らし運転”。
いきなり全力で走らせると、エンジンを壊します。
人も同じです。
月曜日を少しだけラクにする豆知識
ここで、実践できる話をひとつ。
✔ 月曜は「7割稼働」でいい
- 確認作業
- 軽めのタスク
- 準備・整理
これだけでもOKです。
火曜・水曜に自然とエンジンはかかります。
「月曜から全力」は、長く働くコツではありません。
今日のまとめ
月曜日がしんどいのは、あなたが弱いからではない。
人間として正常だからです。
だからこそ、無理に責めない。無理に急がせない。
少しずつ、仕事モードに戻ればいい。
最後に
私は月曜の朝、必ずコーヒーを少しゆっくり飲みます。
それはサボりではなく、脳への準備時間。
月曜日に自分を追い込みすぎないことも、立派な仕事の一部だと思っています。
今週も、ゆっくりエンジンをかけていきましょう。
ではまた。
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